発酵のすごさを伝えたいんです
家庭で使うあぶらについて考えてみる
今回は具体的に家で使うあぶらについて考えてみたいとおもいます!
あぶらの詳しいおはなしは下記より・・・
esthepro-shinya.hatenablog.com
家で使うあぶらは2つ
生で使うあぶらと
加熱して使う油
あぶらを考える優先順位は3つ
1.酸化させない!!
2.過剰なものは避ける
3.不足しているものを摂る
生あぶらは簡単です。酸化のリスクは低いのでとにかく「過剰なものは避ける」こと。
となると「オメガ6系」は圧倒的に摂りすぎてますので避けましょう!
市販のドレッシングやマヨネーズは要注意です。
オリーブオイルの「オメガ9系」は可もなく不可もなく。
まぁ使っていいと思います。オリーブというフルーツの魅力に授かれます。
でも、一番理想は不足している「オメガ3系」。
生で使うには最高の油!!
ただし、本当に酸化しやすいので遮光ビンに入っている劣化のしにくいものをできるだけとっとと使い切るのがポイントです。
次は「加熱用のあぶら」です。
ここで最優先しなければいけないのは「酸化させない」こと。
常温で固体のラードやココナッツオイルは分子構造に隙間がなく、おかげさまで固体。そして、おかげで本当に酸化しにくい特徴があります!!
ということで、、、ご家庭の「加熱用」のあぶらで一番のお勧めはラード、牛脂やココナッツオイルなどの飽和脂肪酸!!
ということです!
実際にスーパー等でも手に入るようにはなってきましたので、「動物性」であることなんかは恐れずに、積極的に使うといいでしょう!!
とはいっても、液体の油でどうにかならんのか??
もっと手軽に購入できるあぶらから選ぶなら??
酸化を考えると
オメガ9<オメガ6<オメガ3
オメガ3は良いのですが、熱には弱い!!
では、必要性で言うと??
オメガ6<<<オメガ9<<<オメガ3
といった感じで圧倒的にオメガ6は摂れすぎです!!
なので結論。体に無害でだいぶ酸化しにくい
「オリーブオイル」
がお勧めです!
ただし、どんどん酸化は進みますので、できるだけ早めに食べちゃいましょうね!
サラダ油、ゴマ油、米油はオメガ6たっぷり!
酸化に強かろうがなんだろうが、極力減らせると吉です!
なかなかあぶらについてって考えるのが難しい!!
実際にサラダ油を使っているご家庭が本当に多いことに驚きます。
オメガ6は普段の生活から十分取れますから、あぶらでとらなくていいですよー!!!!
ぜひ参考にしてみてください!
自己紹介もあわせてご覧くださいね
esthepro-shinya.hatenablog.com
腸からのラブレター
esthepro-shinya.hatenablog.com
なので、肌荒れの上流には必ず腸の汚れがいますし、身体に現れるアレルギーの元をたどると腸。血液がドロドロなのも腸だし、性格まで悪くなって、、、
【決定版】ビタミンCサプリメントの正しい飲み方
栄養を正しく取ることで体の調子を整えることってすごく大事!
ですが、食事からではなかなか全てが補えない・・・というなかでサプリメントがどうしても必要になります。
毎日必ずとるサプリがいくつかありますが、その中でも取れないと不安で不安で仕方なくなってしまうのがビタミンC笑
esthepro-shinya.hatenablog.com
以前重要性については語りましたので、今日は正しい飲み方について。
厚生労働省は1日100mgを基準にしてますが、皆さんにはぜひ4000mg摂っていただきたい!!ちなみに私は6000mg。私の師匠松山先生は8000mg。ビタミンCの神様ライナスポーリング博士は1日20000mg摂っていたと言われています!!!!
さて。ビタミンCサプリメントの特徴・・・
1.水に溶けると急速に劣化する
2.特に光と熱により劣化が進む
3.体で蓄えられないのでこまめに飲む
4.空腹時に飲むと一気に吸収される
5.食後に飲むと穏やかに吸収される
といった感じです。
1.水に溶けると急速に劣化する
よくビタミンCがいっぱい入っている「Cなんちゃらー」みたいな瓶タイプのジュースありますけどあれはまぁもはやただのジュースですね。お水に入れたら出来るだけ早く飲む!が重要です。
2.特に光と熱により劣化が進む
ビタミンCが熱に弱いことはよく知られていますが、実は光も苦手!!ということで、極力ペットボトルなども遮光して、光の当たらない状態で飲むようにするといいでしょう!
3.体で蓄えられないのでこまめに飲む
ビタミンCって面白くて、例えば2つの飲み方を比較すると・・・
500mg*10回=5000mgだとしても、
5000mg*1回=2000mgとかになっちゃうんです。
つまり、一気飲みはもったいない!!ということ。やはり500mgずつくらいまでが一番良いようで、とにかく3時間で枯渇するので都度都度補給するのが一番大事!ということです。
4.空腹時に飲むと一気に吸収される
5.食後に飲むと穏やかに吸収される
この2つの結論としては本来は食後が理想です。なぜかというと、下のグラフのイメージ。
空腹時に飲むとどーーーーんって吸収されても溢れちゃうので(溢れてもいいんですけど)、ゆっくり吸収させるのがGood。ただ、少量の場合は空腹時にどーーーんでも問題はありません。
とまぁ色々な特徴を考えると、本当は500mgぐらいに小分けにしたビタミンCを粉末で持っておいて、ちょこちょこ水とかに溶かして飲む!!が理想ですが、一番大切なのは手軽で続けられること!!!
なので、ビタミンC2000mgを500mlの水に溶かして、極力遮光し、半日(8時間くらい)でちょこちょこ飲みきる!1本飲み終わったらもう1本同じように作って、ちょこちょこ飲みきる!
で良いという結論です!
ちょこちょこ飲むなら空腹、満腹は気にしないでOKです!
しっかりとビタミンCの専門家とお話をした結論ですので、自信を持ってご案内くださいね!!
プロフィールも見てくださいねーん
esthepro-shinya.hatenablog.com
「炭水化物は太る」の罠
「炭水化物は太る!!」って聞いたことありますよね?
「糖質制限ダイエット」って聞いたことありますよね?
今回はこの違いを理解していただきましょう!
まず、炭水化物の正式な方程式
炭水化物=糖質+食物繊維
ということになります。
つまり、炭水化物という大きな枠の中に糖質と食物繊維が入っているということ。
たとえて言うなら・・・
炭水化物=哺乳類
糖質=犬
食物繊維=猫
というところでしょうか。
もちろん犬にも犬種があるように、糖質にも種類が多く存在します。
どうしても「糖質」というと「甘いもの」を思い浮かべてしまいがちですが、いわゆるご飯やうどんに多く含まれる甘くない「デンプン」も糖質の一部です。
では、糖質と食物繊維はどう区別されているのでしょうか?
それは「人の体内で消化できるかどうか?」によって分かれます。
ちょっと難しいことを言いますが、「食物繊維」というのは正しくは「難消化性多糖類」といいます。つまり「消化が難しくて、糖が多く繋がったやつ」ということ。
つまり消化されにくい、そしてもちろん結果的に吸収されにくいんですね。
分かりやすく分かりやすく簡単にまとめてしまうと・・・
「消化・吸収されない炭水化物」は食物繊維
「消化・吸収される炭水化物」は糖質
ということ。下に書いた絵もご参照ください。
分かっていただけましたか?
なので「うどん」は甘くないけど消化吸収されやすいので「糖質」
「ごぼう」の繊維質は消化吸収されにくいので「食物繊維」
でも、「うどん」も「ごぼう」も炭水化物たっぷり!ということです。
いずれ新しい記事にまとめますが、よく皆さんが目にする「カロリー」には「消化・吸収されない炭水化物」のエネルギー量が含まれているので、要注意ですよ!!
炭水化物量やカロリー量に惑わされず、糖質量を見極めていきましょう!!
つまり、炭水化物は太る!とは限らない!!!わけですね。(だって「ごぼう」も炭水化物だもん)
ここで炭水化物について一つテーマにしておきたいのが、食物繊維の重要性。
糖質はよくも悪くも吸収されます。
そこで人間の消化器官の流れを見てみましょう。
口
↓
胃
↓
小腸(吸収)
↓
大腸
つまり、糖質を口から入れた場合、ほぼ小腸から血液に取り込まれていきます。
ここで大きな問題が!!実は、われわれの体の中には炭水化物を必要とするパートナーがいるんです!!それが「腸内細菌」と呼ばれる生き物です。
腸内細菌は人間の腸のなかで生活をしていて、人が食べた食べ物のおこぼれを餌にして生活しています。ではこの腸内細菌はどこに生息しているか?
その中心が「大腸」なんです!!
つまり、「糖質」ばかりの生活をしていると、「大腸」には栄養が届きません。そこで必要なのが「消化吸収されない栄養素」。つまり、食物繊維です。
食物繊維は人の小腸を通過し、大腸に到達すると菌の餌として働いてくれます。
ちなみに、ある種類のオリゴ糖(なんでも良い訳ではないですよ!!!)も食物繊維の一種として、同じように餌になります。
なので、食物繊維を摂取するということは腸内環境の改善には非常に重要なポイントとなるのです!
腸に届いた食物繊維は腸内細菌によって新たな栄養素として生まれ変わり、これがまたとんでもない力をもっていて・・・と波乱万丈の人生が待っているのですが、それは又次の機会に・・・笑
しかし!実は「食物繊維」にも種類があり、大きく「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分けられます。最後にこの2つの違いを整理して終わりたいと思います!!
○水溶性食物繊維(「水」に「溶ける」繊維)
食べ物:きのこ類や海藻類
役割:菌の餌になる、糖質を穏やかに吸収させる、塩分やコレステロールの吸収を抑える、毒素の吸着等
○不溶性食物繊維(「水」に「溶けない」繊維)
食べ物:根菜類や穀物
役割:便のかさを増す、腸を刺激し蠕動運動を促す、結果便を出す等
もちろんどちらも大切な食物繊維ですが、どーーーーーしても「不溶性食物繊維」のイメージが強いんです。意識的に摂っていただきたいのは「水溶性食物繊維」。きのこや海藻類を積極的に摂取することがポイントです!!!
なかなか現代の日本人は十分な水溶性食物繊維はとれていません。
「ネバネバ」「ヌルヌル」を意識した生活を行いましょう。
プロフィール。まだ見てない方はぜひ!!↓
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糖化と書いて「ろうか」と読んで欲しい
アンチエイジングという言葉を直訳すると「歳をとることに抵抗する」という意味になります。
これは無理です笑
全ての生き物は1年経過すると年齢に+1をし続けることは避けられません。
問題は、いわゆる数字上の年齢と体の老化具合が合っているかどうか?
身体中の全ての細胞が年齢相応に歳を重ねてくれれば、本当の意味での寿命を迎えるまでピンピン元気にいられるわけです。
この実年齢よりも細胞が歳をとってしまうことが、問題の老化なわけですよ。
現在この老化の大きな原因として3つあげられることがよくあります。
酸化、炎症、糖化
です。
今回はこの中で「糖化」の怖さについて考えてみたいと思います!
我々人間は糖が無いと生きていくことはできません。完全に糖を摂らずに生きていくことは不可能です。
食事から取り入れた糖は腸から血液に取り込まれると血糖値と呼ばれるものがあがり、この血糖がガチャガチャ色々と影響を受けながらエネルギーに変わっていくわけです。
また、一部の糖質はいい具合に人間に吸収されず、腸内細菌の餌になってくれて、腸内環境の改善を促していってくれます(いわゆるオリゴ糖とか食物繊維なんか)
血液に取り込まれた糖(おもにブドウ糖)はそのまますぐにエネルギーに変換はできないので、皆さんご存じインスリンというホルモンが血糖を加工しやすい形に変換し、様々な細胞の中で使われていきます。
ここで細胞に取り込まれなかった糖はどうなるでしょうか?
いつまでたってもお迎えがこないので、そのうち「細胞に取り込まれる」かわりに「細胞にこびりつく」ことを選んでしまいます。
この「糖が細胞にこびりつく」事を「糖化」と呼ぶわけです。
ちなみに・・・
このインスリンの働きに問題が起きる病気が糖尿病ですよね。
インスリンがうまく働かないから、血糖を変換することができず、いつまでたっても高血糖のまま・・・猛スピードで糖化が進んでいきます。
ただし。この「高血糖のまま」という問題は糖尿病の方に限ったことではありません。
普段「血糖値の上がりやすい食べ物」をよく食べている方や、「食後すぐに寝ちゃう人」なんかも高血糖がながーーーく続いてしまいます。
つまり、血糖値の「上げすぎ」+「なかなか下がらない」が糖化を加速させる原因になります。下のグラフでいう赤い部分の面積がデカイと糖化しやすいということ。
ではこの糖化で何が起きるのか?
それは「タンパク質の破壊」です。
糖化とは糖が細胞にこびりつくと言いましたが、正確には細胞のタンパク質にこびりつきます。
糖はタンパク質が大好きなんですねー!
このタンパク質に糖がこびりつくことを糖化と呼びます。
糖がこびりついたタンパク質の名前。覚えておきましょう。
AGEs(エージス)
と呼びます。
昔アゲスって呼んでる人がいましたが、一般的にはエージスです笑
わかりやすい理解としてAGEsは「タンパク質の焦げ」と考えてください。
例えばパンをトースターに入れておくとカリッと焦げますよね?これと同じカリッとが体の細胞の中で起きるわけです。
さぁこれでAGEsの完成な訳ですが、これで終わりません。
体からすると焦げたタンパク質はゴミです。
焦げを壊すために大量のタンパク質分解酵素が分泌され、焦げ落としをしてくれます。
でも!!この酵素、焦げたタンパク質だけじゃなくて、周りのきれいなタンパク質も一緒に壊してしまうということが分かっています!!!
ひーーーー!!やめてーーーー!
タンパク質が壊されるとどうなるでしょう?
我々の身体の20%はタンパク質。
肌、髪の毛、骨、血管壁、爪、臓器がどんどん壊されていきます。
それだけではありません。ホルモンや酵素もタンパク質でできていますから、これらも次々と破壊されてしまうので、代謝も落ちてホルモンバランスも乱れて大変なことになるんです!!
我々が適正な量の糖を血液に取り込んでいれば、必要以上に糖化がすすむことはありません。
でも、白砂糖やコーンシロップ(果糖ぶとう糖液糖)や菓子パンなどを多く食べる方は年齢以上に糖化が進み、細胞が圧倒的に老化していってしまうんです!!
先程糖尿病は高血糖が続く病気とお伝えしましたが、つまり糖化が進む病気。
糖尿病には多くの合併症が存在します。
糖尿病性網膜剥離、腎不全、動脈硬化、下肢切断などなど・・・これつまり糖尿病による糖化が原因です。
糖化によって臓器が壊れたり、血管が糖化して詰まっちゃうんですよね。
糖は必要です。糖はとりましょう。ただし、とりすぎは老化につながるということをよく頭に入れてうまく付き合うようにしていきたいものです。
そして最後に1つ。
糖化にはもう一つ原因があります。
それは「食べたAGEsが蓄積される」というもの。
先程出てきたカリッと焼いた食パンはAGEsたっぷり。
これを食べると食パンのAGEsの一部が細胞に取り込まれ、糖化が進んでいきます。
「揚げる」「焼く」などの高温調理によりAGEsが発生するということが分かっています。
唐揚げとかベーコンとかは糖化食品。食べない方がいい!とは申し上げませんが、知った上で食べるといいでしょうね。
必要以上に老け込まないために・・・レッツ糖化ケア!!
自己紹介もご覧くださいませー↓
esthepro-shinya.hatenablog.com