酵素のいろは
現在小学校の頃から我々が勉強している栄養学は、少しずつ変化はしているものの、ものによっては100年以上前の考え方がそのまま残ってしまっているものも多く存在します。
医療が進歩するスピードと比較をすると、栄養学の進歩はカメの歩みのようにゆっくり・・・
意識してアップデートしていかないとすぐに置いていかれてしまいます。
その代表的なものが、「酵素」を考える栄養学。
酵素は実は1833年に発見はされていましたが、十分に必要性が提唱されるようになったのはここ30年ほどのこと。本当に酵素について理解をしている方はまだまだ少ないと思います。
世の中には酵素ドリンク、酵素サプリメントが溢れかえり、飲めば痩せる!なんて大勘違いをしている消費者の方も多くいらっしゃり腹立たしい限りです。
酵素は栄養素の一つ。
アミノ酸やミネラルで構成されるまーるい形をした栄養素です。
酵素の大きな特徴として、全ての生き物の体内にもともと存在しているということ。
人間はもとより、犬、トラ、馬、鹿、花、魚、菌・・・といった全ての生き物は酵素を使って日々生活を行なっているんです。生き物の最大ミッションは子孫を残すこと。全ての生き物は子孫を残すことで種を保存する。これも酵素の力のおかげです。
例えば、素敵な男女が巡り会い、あーだこーだやっていると子供を授かり次世代に命を繋ぐことができる訳ですが、青とピンクのスプーンを引き出しに入れておいても絶対に赤ちゃんスプーンが生まれることはありません。
なぜ??それはスプーンは酵素を持っていないから!!
子孫を残すだけでなく、細胞の入れ替え、脂肪の燃焼、エネルギーの産生、食べ物の消化、髪の毛を黒くする、まばたき・・・こういった人間の生命活動を維持するための全ての活動は酵素によって行われています。
一般的に酵素は「触媒」をする栄養素と言われていますけど、それはつまり・・・
みたいに、化学反応を助けるけど、自分自身は変化をしないということなんですねー
生き物(例えばライオン)は大昔から、別の生き物(例えばシマウマ)を食することで生き延びてきました。
食べる側の生き物(ライオン)が酵素を持っていることはもちろん、食べられる側の生き物(シマウマ)ももちろん酵素を持っています。結果的に、食べる側の生き物(ライオン)の酵素だけでなく、食べられる側の生き物(シマウマ)が持っている酵素を消化活動に充てることによってスムーズな消化活動が行われるという仕組みです。
つまり、ライオンはシマウマを消化する際に、シマウマの酵素も利用するってこと。
本当に生き物が生きていく上で欠かせないのがこの酵素という栄養素。
毎日元気に長く生きるための必須栄養素です。
ところが!!こーーーーーんなに大切な酵素なのに、衝撃的な特徴が2つ。
1つ目は熱に弱いということ。酵素の種類にもよりますが、加熱するとすぐ壊れちゃいます。例えがライオンがシマウマを食べる時、このシマウマを調理してから食べようとすると・・・そう。シマウマの酵素は壊れてしまうので、ライオンは自前の酵素で一生懸命消化活動を行わないといけないということです!!
2つ目はなんと!!
全ての生き物は「1日」「一生」で「使える酵素の総量が生まれつき決まっている」ということです。
つまり、酵素がないと死んじゃう癖に、使える量が決まっちゃってるんですね!!!怖っ!!
この限りある酵素、日々の生活の中では優先順位が決まっています。
もちろん最低限の生命活動の維持が最優先なのですが・・・その中でも特に最初にやらないといけない仕事が、「食べたものを消化する」ということ。
全ての生き物は常に飢餓と戦い続けてます(最近の人間以外)。
なので、食べたら消化吸収する!は最優先。とにかく消化消化消化消化!!と酵素が使われていきます。
例えば、消化負担のかかりやすい添加物や、酸化した油、白砂糖などを摂り続けていると、限りある酵素はあっという間に底をつきます。結果、ここで残ったカスみたいな酵素で脂肪の燃焼してみたり、病気を治してみたり、お肌を綺麗にしてみたり、必死に頑張るわけです。
いやー。こんな生活続けてたら身体はボロボロのブヨブヨになりますよね、、、せめて食べ物に酵素が含まれてて消化を手伝ってくれればどうにかなるのに、、、
でーもー。。。見渡してみるとよーくわかります。食べ物に含まれている「酵素という贈り物」をわざわざ加熱して壊している生き物が地球上に1種類だけいるんです、、、それはそう。人間です。
人間は他の動物がかからないような多く病気で命を落とします。そりゃそうだ。一生懸命酵素壊して挙句、酵素を無駄に使う添加物や薬を身体に詰め込んでるんだから!!
で、こんな話の後には普通酵素ドリンクの紹介URLがはられるわけですが、そんなアホなことはいたしません。物が広まるよりも栄養学が広まることが目的です。
世の中の酵素ドリンクは法律上は「清涼飲料水」に分類され、加熱殺菌処理が義務付けられております。「加熱」殺菌ですよ!つまり、酵素を殺さないと販売できない!ということ。
酵素ドリンクにはそのほか諸々いい所はありますか、「酵素が摂れる」は大間違い。
覚えておきましょう。酵素は「生」にしか含まれません!!
生にももちろんデメリットはあります。
でも生じゃなきゃ出来ないことも多くあります。まずはラベルを見て、自分が食べてる物を理解する事。そして、「食事の50%を生」からスタートしてみましょ。
生き物は
酵素の力で
生きている
はぁ、、、やめようかな
自己紹介もご覧くださいー!
esthepro-shinya.hatenablog.com
あぶらについてのお話②
前回はあぶらに空いている隙間をテーマにお話を進めさせていただきました!!
esthepro-shinya.hatenablog.com
あぶらは1gで9kcal(糖質は1gで4kcal)もあり、人間にとって大切なエネルギー源。
しかも、体やホルモンを構成する材料としても使われるので、本当にいいあぶらは積極的に摂るべきなんです。
でも、体内に脂が増えることを肥満と呼ぶ以上、やっぱり脂は太る!!のイメージが先行しすぎ。
食べたものがそのままブロックのように身体につくわけではありませんから、あぶらは太る!!はあまりにも安直ですよー
さて、前回の隙間のお話で、飽和脂肪酸というあぶらが出てきました。隙間がないあぶらです。この飽和脂肪酸は隙間がないおかげで酸化しにくく、加熱調理に向いてる!!とお伝えしましたが、飽和脂肪酸はさらにその「長さ」を気にすることが大切。
炭素がずらずら繋がったあぶら。
炭素の数で性質がすごく変わります。
C-C-C-C-C-C-C-C-C-C-C-C-C-C-C-C
C-C-C-C-C-C-C-C
C-C-C-C
この違い。上から炭素が16個。8個。4個。この長さで全く違う性質が変わってしまいます。
この鎖のようにつながったあぶらの構造に、長い、中くらい、短いという文字をつけて・・・
とそれぞれ呼ばれます。
どうでしょう??聞いたことありますか??
例えば私たちの体に蓄積されている中性脂肪は「長鎖脂肪酸」が中心。
一方でココナッツオイルなんかは飽和脂肪酸の中でも「中鎖脂肪酸」が多いという特徴があります。
中鎖脂肪酸は体脂肪に変わりにくい上に、体内の脂肪燃焼効率を上げてくれ、しかも長鎖脂肪酸の4倍のスピードでエネルギーに変換されていくということで、大変注目を集めています。医療の現場でも昔から使われているのが中鎖脂肪酸です。
ココナッツオイルも一時期流行りましたねー!ちゃんと理解するとこの中鎖脂肪酸だったんですね。
でも、、、ココナッツオイルにも色々な種類のあぶらが含まれているので、中鎖脂肪酸の割合はせいぜい60%程度。残りは長鎖脂肪酸です。
そこで最近よくみかけるのが100%中鎖脂肪酸という優れもの。
中(Middle)
鎖(Chain)
脂肪酸(Triglyceride)
の頭文字をとったMCTオイルです。
加熱調理には使えませんので、サプリメント感覚で飲むといいでしょう。
そしてそしてそして。
最後の一つが「短鎖脂肪酸」と呼ばれる種類のあぶら。
名前をあげると「酢酸」とか「酪酸」と呼ばれるあぶらです。
人間の体内では全身の粘膜(腸とか鼻とか胃とか)の材料になったり、免疫を上げてくれたり、炎症を抑えてくれたりとまぁ有能な素晴らしいあぶら。
字にも現れているとおり、「酢」なんかに含まれているあぶらです。
じゃぁなんで「米」から作られている「酢」に「あぶら」が含まれているのか?
この秘密が「菌」による「発酵」にあります。
菌は我々人間とは異なった酵素を持っていて、普通我々が摂取することのできないような栄養素を作り出す能力を持っています。「米」を「人間が食べても糖」しかならないのに、「菌が働くとあぶら」ができるんですねー!!
こんなことばっかり考えているせいで来世は菌になるって決めてます笑
人間も食物繊維を積極的に摂取することで、腸内発酵が行われ、食べていない短鎖脂肪酸を腸内細菌が人間のために作ってくれるので、しっかりと腸内環境を整えて、食物繊維を積極的にとりましょう!!
そしてこれが本当の最後。
バターのお話です。
バターはもちろん牛乳からできています。その牛乳は牛の食事からできています。
牛は本来草を食べる生き物。草を食べた牛の体内では発酵が行われ、次々短鎖脂肪酸がつくられます。
最終的に吸収されたこの短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸がバターのなかにたっぷり含まれる訳です。
ところが我々が普段食べているバターは牧草を食べた牛のものではありません。
効率的に脂肪を蓄え、どんどんミルクを出すために穀物などで飼育されています。
この場合、発酵による短鎖脂肪酸ではなく、いわゆる肥満状態の脂肪がミルクにたっぷりと含まれます。
つまり、よく売られているバター・・・長鎖脂肪酸のバターのできあがり。
決して長鎖脂肪酸が悪いわけではありませんが、短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸に比べるとやはり摂り過ぎると肥満の原因にもなります。短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸は積極的に摂取することで、体の機能性が高まるあぶら。
この牧草飼育牛をかっこよく言うと、グラスフェッドビーフ。バターの場合はグラスフェッドバターと呼ばれる食べ物です。
ぜひ積極的に召し上がってみてください!私も毎日食べてますー
そしてもちろん発酵の産物、短鎖脂肪酸は発酵食品にもたっぷりふくまれてますからね!
いやー。
やっとあぶら終わった笑
まだまだ書き足りないですが、とりあえずこのくらいで・・・
来世こそ
菌に生まれて
発酵を
んー・・・いまいち笑
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esthepro-shinya.hatenablog.com
あぶらについてのお話①
あぶらを摂るとコレステロール値が上がる!とか、オメガ3は体にいい!とか、ココナッツオイルだ!とか、あぶらを吸着してダイエット!!とか、あぶらについては何かしらかのお話を皆さん聞いたことがあると思います。
あぶらって勉強するとすごく面白いんですが、中途半端な情報が世の中に出回りすぎていて、正しい判断が非常に難しい時代です。情報が多すぎるのも困ったものですね・・・
ということで、あぶらについては2部に分けてお届けしたいと思います!!
まずあぶらの基礎として、あぶらは超大事!!って話。ざっと羅列すると・・・
・体温維持に欠かせない皮下脂肪
・脳細胞を構成する材料
・全身の37兆個の細胞膜はあぶら
・脂溶性の栄養を運ぶにのは油の仕事
・ステロイド系ホルモンの材料
・ホルモン様物資として働く
などなど
だからあぶらについては摂る量よりも、摂る質が重要です。
そんな「質」で最初に気にしてもらいたいのが「あぶらの隙間」
あぶらって、炭素(C)という栄養素にずらずら水素(H)がくっついた芋虫みたいな格好をしています。ようは炭素が胴体で水素が足。一応絵にするとこんな感じ。雑!
本来炭素の両側に隙間なく水素が並んでいるはずですが、水素に「隙間」があるあぶらも存在ます。
大きく油には「隙間のないあぶら」と「隙間のあるあぶら」があるということです。
「隙間のないあぶら」はガチッと固まっているので、融点が非常に高く、常温では固体です。
こうゆあぶらを「飽和脂肪酸」と呼びます。
隙間がなくガチッとしているお陰で、すごく酸化しにくいという特徴が。
加熱調理をする際にはこうゆうタイプのあぶらを選ぶようにしたほうがいいでしょう。
「隙間のあるあぶら」は隙間の場所や数によって性質が変わります。
この最初の隙間の位置が端っこから数えて
9番目に空くとオメガ9
6番目に空くとオメガ6
(+9番目にも隙間で計2隙間)
3番目に空くとオメガ3
(+9番目、6番目にも隙間で計3隙間)
となるわけですねー
「隙間のあるあぶら」は基本的にすごく熱に弱い!!特に隙間の多いオメガ3やオメガ6はすごく酸化しやすいので注意が必要です!!
そして、隙間のない飽和脂肪酸や、隙間が1つのオメガ9は比較的構造がシンプルで、動物の体内で合成できます。でも、隙間が多いあぶらは人間の体の中では合成することができないというのが大きな特徴です!
そしてそしてもう一つの特徴。
オメガ6は体内で「炎症を起こす」働きがあるのに対してオメガ3は「炎症を抑える」働きがあります。
風邪をひいて熱が出るのはオメガ6のお陰で、その熱を抑えてくれるのがオメガ3。
オメガ6:オメガ3の比率は1:1。偏ったとしても4:1くらいまでに収めるべきと言われています。
ではそれぞれどういった食品に多く含まれているのか整理しましょう
○飽和脂肪酸(酸化に強く、体内で作れる)
ラード、牛脂、バター、ココナッツオイル等
○オメガ9(酸化に少し弱く、体内で作れる)
オリーブオイル
○オメガ6(酸化に非常に弱く、炎症を起こす。体内で作れない)
米、大豆、米油、ごま油、サラダ油
○オメガ3(酸化に超絶弱く、炎症を収める。体内で作れない)
昔言われていたような、「あぶらを取ると太る」という時代はもう終わりです。
太る原因の1番はあぶらの摂取ではありません。
そうなるとまずお家で調理に使うべき油は?
「酸化しにくいこと」を一番に考えるべきですので、加熱調理にはラード、バター、ココナッツオイルなどの飽和脂肪酸がおススメ。
動物性の油が心臓に悪い影響をあたえるという噂に惑わされすぎないようにしましょう。
では、オメガ9は?体の中で作れて酸化する・・・まぁすごくオメガ9を頑張ってとる必要はないかもしれませんね。
オメガ6はどうでしょう?体内で作れないので食べないとだめですが・・・米とか大豆ってなると、食事からけっこう食べれちゃってますよね?あぶらとしてまでとってしまうと、完全に取りすぎ。アレルギーが悪化します。オメガ6は控えましょう。
最後にオメガ3。現代人はオメガ6の過剰摂取が多く、オメガ3とのバランスが取れなくなってします。
きっと多くの皆さんも「炎症」のお悩みをお持ちなのではないでしょうか?ですので「非加熱」であることを条件にオメガ3は積極的に取りましょう。
オメガ3は植物由来を摂取すると、体内で動物用に変換する必要があるため、動物性がおススメ。
いわゆる青魚からもとることができますが、青魚の食べ物によって、青魚の体内の油は変わってしまいます。
オメガ6を食べた青魚の油は・・・もちろんオメガ6です。
養殖魚と天然魚では食べてるものが違いますので、正しいあぶらを食べている魚を選びましょう。
なので、天然魚を選ぶ!もいいんですが、一番シンプルな方法は「天然魚の餌」を直接食べてしまうこと。
その「天然魚の餌」こそが「クリル」というプランクトン。
なんとしかも!クリルは体内に「アスタキサンチン」という抗酸化物質も蓄えており、酸化しやすいオメガ3を酸化から守ってくれます。
久々一句・・・
あぶらはね
摂り方次第で
健康に
下手!!!!
自己紹介もご覧くださいー
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勉強が楽しい今日この頃・・・ゾヌリンって知ってます?
あるドクターとの会話。
私:「なぜ日本の医療現場では、栄養療法や予防医学の考え方が広まらないのですか?」
ドクター:「それは医者が知らないから。医者が勉強したことのないジャンルだからです」
そうなんです。
食事をしっかりとコントロールし、体に入れるべきもの、入れるべきでないものを選択することができれば、もっともっと多くの病気が薬を使わずに改善できるんです。
でも、その考え方で病気と向き合ってくださるお医者様はごくわずか。
基本的に栄養療法は「保険適用外」で「民間療法」と呼ばれています。
風邪の時に炒ったお塩を巻くのと同じ扱いです。
今我々が病気になった時、助かるかどうかは病気の種類ではなく、出会ったドクター次第。
本当に根本改善を理解されているドクターに出会えるかどうか。
本当の意味で治せるドクターに出会えた人は助かるんです。
つくづく感じる「知識」があることの大切さ。
例えばタイトルに書いた「ゾヌリン」
「ゾヌリン」というウルトラマンの怪獣みたいなこいつは、腸管細胞の隙間を埋めるタンパク質の名前で、これがなくなってしまうと腸壁には隙間があいてしまい、腸の中身はなーーーんでもかんでも血液に飛び込んでいってしまします。
極論、栄養素だろうが、ゴミだろうが、毒だろうがなんでもかんでも。
以前もアレルギーの記事で書きましたが、この腸がゆるゆるな状態がリーキーガット症候群。
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この「ゾヌリン」をバコバコ剥がしてしまうのが、日本人も大好きな小麦タンパク、グルテンの仕事。
本当に私も最近この話を勉強しましたが、改めてグルテンが引き起こす腸のトラブルについてよく理解ができました。
いわゆる花粉症などのアレルギーで悩まれている方は多くいらっしゃると思いますが、実はその原因が小麦だった!なんてことはよくあること。
小麦によって腸がゆるゆるになり、血液にゴミがドコドコ入ってきてしまえば、それを排除するために血液の中は超炎症状態。花粉程度の粘膜へのわずかな刺激にも鼻水出してー、涙出してー、くしゃみしてー、最悪熱まで出してーの大騒ぎになるわけです。
・遺伝子組み換え食品がどれだけ広まっているか知っていますか?
・なぜ牛はいつでも乳が出るか考えたことありますか?
・魚はいい油が含まれているというのは本当ですか?
・世界有数の毒であるうまみ調味料は日本人が犯人だってしってますか?
・果物って本当に体にいいんでしょうか?
なんだかとりとめのない文章になってきましたが、皆さんにお伝えしたいことはただ1つ。
一緒に勉強しませんか?
医者にしかできないことはいーーーーーっぱいあります。
本当に医療の進歩で我々は長く生活をすることができるようになりました。
でも、医者にはできないこともいーーーーーっぱいあります。
それを美容家や健康に関わる皆さんが本当に理解して広めることで、もっともっと辛い思いをする人は減るはず。
なかなかこんなまじめなこと言いませんが、私の本気の思いです笑笑
私が事務局長を務める一般財団法人 内面美容医学財団(IBMF)はそんな団体。
もっともっと皆さんに関わってもらって、もっともっと日本を健康にしたいーーーー
ぜひ自己紹介もごらんくださいね
esthepro-shinya.hatenablog.com
ホルモンとか環境ホルモンとか
esthepro-shinya.hatenablog.com
このコレステロールから作られるホルモンとして代表的なものが、女性らしさを作り上げるホルモンとして有名なエストロゲン、反対に男性らしさの象徴テストステロン、ストレスと戦うホルモンコルチゾール、などがあります。これらのステロイドホルモンの特徴はそれぞれのホルモンがそっくりな形をした仲間であるということ。
自己紹介もぜひご覧くださいませ↓↓↓
esthepro-shinya.hatenablog.com
ファスティングと腸
ファスティングに興味を持っていただける方が年々増えてきており、ありがたい限りですー!
特に社会的な地位の高い方こそ本当の良さをわかっていただける時代になりました。
一昔前は、成功されている成功者はでっぷり太ってて・・・なんて時代もありましたが、今は身体も頭もスマートなのが当たり前!ファスティングはお腹周りがスッキリするので、女性はもちろん、男性のダイエットにも最高!!
でーーーすーーーがーーーー!!ファスティングを痩せるためにやるなんてもったいない!!ファスティングで体重が落ちるのは、後からついてくるご褒美!!だと思ってもらいたいと思います。
ファスティングを語る上でポイントになるのが、腸内環境の改善。
地球環境は温暖化してるって言いますが、それもこれも人間が地球上で余計なことをしたり、植物が伐採されているのが原因。
腸内環境もこれと一緒です!!!余計なことをする人間みたいな奴が増えて、腸を綺麗にする植物的な子達が減ってしまえばそりゃー腸は汚れるさ。
腸の汚れは血液の汚れ。
血液の汚れは細胞の汚れ。
これを一気に解決して、全身ピッカピカにできちゃうのが、正しいファスティングです!!
血液と細胞がピッカピカになれば、そりゃー痩せるのは当たり前。
腸について書いたブログ↓
esthepro-shinya.hatenablog.com
では。
この腸で余計なことをして環境を悪くするのは誰だー!!!!ということで覚えてもらいたいのが悪玉菌。悪玉菌は人が食べた食事の食べかすを腐敗させ、腸内環境をどんどん悪化させていきます。
われわれの食べかす・・・いわゆる消化不良が悪玉菌にとって最高の食事。腸は毒ガスまみれになり、血液、細胞もぐちゃぐちゃに・・・怖っ
想像してもらいたいのが何年も掃除をしていない、シンクの排水溝・・・おえっ!!ここを通り抜けて作られた血液とかやばすぎません!?
一方腸を綺麗にする植物的役割を担うのは善玉菌。
善玉菌は良質な糖質などを発酵させ、人の腸をきれーーーーいに整えてくれる菌。
増えれば増えるほど血液はサラサラになり、全身の細胞に綺麗な栄養素が届きます!!!
すばらすぃぃー!マイナスイオンたっぷりの森林浴みたいなもんですな!!!(実際に善玉菌はマイナスイオンや水素を発生させることがわかってます!!)
残念ながら現代の食事は汚れた排水溝を作るための食事が多く、森林浴が出来るような食事だけで生きていくのはとても大変です。この汚い排水溝を綺麗な森林に変えるためのプログラムがそう!ファスティングです!!!
ファスティング中は余計なものは食事からとりません。悪玉菌が喜ぶいわゆるNGフードや固形物を排除し、悪玉菌を兵糧攻めします。おなかすいて力が出ないよー!っとなってくれればこっちのもの。
その間大事な善玉菌まで飢えてしまっては困るので、大事な栄養を届けます。善玉菌を最高に幸せにする食事、それが発酵食品です。
善玉菌は発酵をする菌。つまり、「発酵」というのは善玉菌にとって最高の環境です!!!
どろっどろの排水溝が綺麗になり、いっきに森林浴が出来る綺麗な森に変わっていく・・・あぁなんて素晴らしい!!思いっきり深呼吸したいですねー
我々の血液は腸から取り込んだ栄養でできています!
汚い腸は汚い血液を作りますが、綺麗な腸は綺麗な血液を作る!
書いているうちにファスティングしたくなってきた・・・笑
ぜひ正しく理解をしてください!!
ファスティングとはたっぷり栄養を取りながら、消化を休める!
それだけのこと。辛い辛い断食とは全く違うので切り離して考えていただきたいと思います( ´∀`)
1日でも半日で3日でもまずはやること!
レッツトラーイ
栄養とって
やりなさい!!
あははははは
シリーズ化を狙ってるけど全然うまくねぇな!!!笑
自己紹介もぜひご覧くださいませ↓↓↓
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書ききれないほどのビタミンCの必要性
色々なお客様とお話をしてて、ビタミンCってどんなイメージです?って聞くと一番多い答えが「肌にいい」。その次によく聞くのが「風邪の予防」。そんなんでもまぁなんか大事なんでしょ?くらいにはみなさんご存知の様子。
こういったことは小学校でも教えてもらう、ビタミンCの代表的なイメージだと思います。
もともと「アスコルビン酸」と呼ばれるビタミンC。大航海時代「壊血病」と呼ばれる、船上で肌が削げおち、ゾンビのようになって死んでしまう病気を防ぐことがわかったことで注目を集めた成分です。
「anti抗」「scurvy壊血病」「acid酸」
を並べて、アスコルビン酸。
では改めて、不足すると命に関わるビタミンCの働きをランキングしてみると・・・
1.抗酸化作用
2.副腎活性化
3.白血球活性化
4.コラーゲン生成
5.カルシウム吸収サポート
6.鉄分吸収サポート
8.・・・・・・・
こんなあたりでしょう。8番はのちほど・・・
実際にはもっともっと働きは多岐に渡りますが、まずは「4.コラーゲン生成」。
ビタミンCは肌!ということで注目されるのはこれが理由です。骨や血管にもコラーゲンは欠かせませんから、もちろん肌だけではありません!!!!壊血病もビタミンC不足によって血管や肌組織が作れなくなる病気でした。
そして免疫の要、白血球のビタミンC濃度は血液の実に40倍!!!というから、やっぱりビタミンCは免疫あげて風邪を予防する!!には欠かせないわけですねー!!ビタミンCをたっぷりとると、白血球の動くスピードが物理的に速くなるそうですよ∑(゚Д゚)
肌荒れや風邪が気になる方は絶対にビタミンCを摂らなきゃだめですよー!!
だから世の皆さんがお持ちになっているイメージはまさにぴったり。
あまりイメージがなかった、カルシウム、鉄、葉酸というのもよくよく覚えておきましょう。貧血、妊活には絶対にビタミンCです!!!
さぁ。こうなるの残ったのが2.副腎活性化と1.抗酸化作用
副腎については改めてテーマを設けて書きたいと思いますが、簡単にいうと人間の体内にに5箇所ほど備わった代表的なホルモン工場の一つです。
副腎ホルモンの主な働きは「ストレスと戦う」ことと「炎症を抑えること」。
どちらもがんばりすぎてしまうことで副腎は疲れ果ててしまい、ホルモンを出せなくなってしまいます。
そんな疲れ果てた副腎をパワーアップするのがビタミンC!!
血液の濃度が1だとすると、白血球の濃度は40。
ところがなんと副腎のビタミンC濃度は血液の150倍Σ(゚д゚lll)
なーんとビタミンCは副腎には特にかかせない栄養素だったんんです!!
初めて聞いた時はおったまげました!!!!いやービタミンCすげぇな。
でも。ビタミンCの最優先業務は抗酸化。
つまり日々発生する活性酸素の除去にどんどんビタミンCが浪費されてしまうわけです。おタバコを吸われる方。食事を取りすぎている方。お酒をよく飲む方。運動をされる方。余分なくらいビタミンCを意識したほうがいいかもしれませんよぉー??
本来動物は原則として体内でビタミンCを合成できます。ところが、コウモリ、猿、モルモット、人間などごくごく一部の動物はビタミンCを合成できない退化をしてしまいました。
一般的に熱に弱いビタミンCは食事から摂取するにはかなりの意識が必要です。
最後の最後にもう一つ。
ビタミンCは取りすぎるとおしっこから出てしまう!!
厚生労働省は100mgでいいって言ってる!!!
とよく聞くのでそれについて。
確かにゾンビのような死に方をしたくないだけなら100mでいいでしょう笑
でも。今よりも元気に、美しく、健康的な生活を送りたいのであればそれでは不十分。
そして1つ残されたビタミンCの大きな仕事をご紹介します。
それは「体内の有害物質のキレート(排泄)作用」
ビタミンCはカニのハサミのように有害物質をつかんで排泄してくれます!
つまり!!!
摂りすぎて
溢れてやっと
意味がある
お。五七五。
お後がよろしいようで・・・笑
自己紹介もぜひご覧くださいませ↓↓↓
esthepro-shinya.hatenablog.com