書ききれないほどのビタミンCの必要性
色々なお客様とお話をしてて、ビタミンCってどんなイメージです?って聞くと一番多い答えが「肌にいい」。その次によく聞くのが「風邪の予防」。そんなんでもまぁなんか大事なんでしょ?くらいにはみなさんご存知の様子。
こういったことは小学校でも教えてもらう、ビタミンCの代表的なイメージだと思います。
もともと「アスコルビン酸」と呼ばれるビタミンC。大航海時代「壊血病」と呼ばれる、船上で肌が削げおち、ゾンビのようになって死んでしまう病気を防ぐことがわかったことで注目を集めた成分です。
「anti抗」「scurvy壊血病」「acid酸」
を並べて、アスコルビン酸。
では改めて、不足すると命に関わるビタミンCの働きをランキングしてみると・・・
1.抗酸化作用
2.副腎活性化
3.白血球活性化
4.コラーゲン生成
5.カルシウム吸収サポート
6.鉄分吸収サポート
8.・・・・・・・
こんなあたりでしょう。8番はのちほど・・・
実際にはもっともっと働きは多岐に渡りますが、まずは「4.コラーゲン生成」。
ビタミンCは肌!ということで注目されるのはこれが理由です。骨や血管にもコラーゲンは欠かせませんから、もちろん肌だけではありません!!!!壊血病もビタミンC不足によって血管や肌組織が作れなくなる病気でした。
そして免疫の要、白血球のビタミンC濃度は血液の実に40倍!!!というから、やっぱりビタミンCは免疫あげて風邪を予防する!!には欠かせないわけですねー!!ビタミンCをたっぷりとると、白血球の動くスピードが物理的に速くなるそうですよ∑(゚Д゚)
肌荒れや風邪が気になる方は絶対にビタミンCを摂らなきゃだめですよー!!
だから世の皆さんがお持ちになっているイメージはまさにぴったり。
あまりイメージがなかった、カルシウム、鉄、葉酸というのもよくよく覚えておきましょう。貧血、妊活には絶対にビタミンCです!!!
さぁ。こうなるの残ったのが2.副腎活性化と1.抗酸化作用
副腎については改めてテーマを設けて書きたいと思いますが、簡単にいうと人間の体内にに5箇所ほど備わった代表的なホルモン工場の一つです。
副腎ホルモンの主な働きは「ストレスと戦う」ことと「炎症を抑えること」。
どちらもがんばりすぎてしまうことで副腎は疲れ果ててしまい、ホルモンを出せなくなってしまいます。
そんな疲れ果てた副腎をパワーアップするのがビタミンC!!
血液の濃度が1だとすると、白血球の濃度は40。
ところがなんと副腎のビタミンC濃度は血液の150倍Σ(゚д゚lll)
なーんとビタミンCは副腎には特にかかせない栄養素だったんんです!!
初めて聞いた時はおったまげました!!!!いやービタミンCすげぇな。
でも。ビタミンCの最優先業務は抗酸化。
つまり日々発生する活性酸素の除去にどんどんビタミンCが浪費されてしまうわけです。おタバコを吸われる方。食事を取りすぎている方。お酒をよく飲む方。運動をされる方。余分なくらいビタミンCを意識したほうがいいかもしれませんよぉー??
本来動物は原則として体内でビタミンCを合成できます。ところが、コウモリ、猿、モルモット、人間などごくごく一部の動物はビタミンCを合成できない退化をしてしまいました。
一般的に熱に弱いビタミンCは食事から摂取するにはかなりの意識が必要です。
最後の最後にもう一つ。
ビタミンCは取りすぎるとおしっこから出てしまう!!
厚生労働省は100mgでいいって言ってる!!!
とよく聞くのでそれについて。
確かにゾンビのような死に方をしたくないだけなら100mでいいでしょう笑
でも。今よりも元気に、美しく、健康的な生活を送りたいのであればそれでは不十分。
そして1つ残されたビタミンCの大きな仕事をご紹介します。
それは「体内の有害物質のキレート(排泄)作用」
ビタミンCはカニのハサミのように有害物質をつかんで排泄してくれます!
つまり!!!
摂りすぎて
溢れてやっと
意味がある
お。五七五。
お後がよろしいようで・・・笑
自己紹介もぜひご覧くださいませ↓↓↓
esthepro-shinya.hatenablog.com