内面美容ブログ

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「食事」を考える

みなさんはどうゆう想いで「食事」をしていますか?普通は想いなんてないか笑

食事の時間ってコミュニケーションの時間だったり、五感で感じれる喜びがあったり、楽しい時間にしていきたいですよね!!

 

食事について最近よく思うのが、「食欲を満足させるためだけ」とか「おなかがいっぱいになるだけ」の食事をしてはいけない!!ということ。

 

我々は食事の栄養を腸から吸収して、全身の細胞に送り込みます。

すべての栄養が体を組み立てるための材料になったり、ミトコンドリアに取り込まれてエネルギーとして変換されたり。

 

あとは、吸収されない栄養素は腸内にいる様々な菌のエサになって、菌が新たな栄養を生み出してくれたり、菌のバランスに変化が起きるわけですね。

 

もうこうなってくると「細胞と菌のために栄養をとればいい!!!」っていう極論になるわけです。

 

今から食べるものは、自分の細胞が必要としているか?

今から食べるものは、自分の腸内細菌が必要としているか?

これって、食べ物を選ぶ一つの基準になるといいですよね。

 

 

でも笑

こんなことばっかり考えて食事していたらそれこと超つまらない人生です笑

なので、楽しい!とかおいしい!とか感じる食事も大事だと思います!

 

一番の問題は「たいしておいしいわけでもないのに、時間だからという理由でとりあえず食べてしまう栄養価の低い食事」。

わかります?ランチだけど時間がないからとりあえずコンビニで・・・とか

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これはもったいない!!

私も絶対やらない!というわけではありませんが、やっぱりこれは意識して食事をしてもらいたい。

 

自分の食事の意味。

身体に入る栄養について自分で責任を持つ。

 

病気になると食事では治すことはほぼ不可能です。

でも、病気になる原因のほとんどは食事です。

毎日体に取り入れる食事についてはみなさんも考えてみてくださいね。

 

自己紹介もぜひご覧ください

esthepro-shinya.hatenablog.com

 

痩せるための食事法

体重を減らしたい!!痩せたい!!ということになるとどうしても引き算に走りがち。
なんだかんだ食事を減らそうとするわけです。
 
古くはカロリー制限から、油を食べないとか、最近になると糖質制限とか。
 
以前も書きましたが、
摂取カロリーが多いと太る!からそれを減らせ!!
糖質は血糖値が上がって太る!からそれを減らせ!!
という考え方。
 
でも、食事をするうえでもう一つ考えてもらいたいのは
「脂肪を燃やすためにも栄養が必要」
ということです。
 
よく聞く言葉で「代謝が良い」という言葉があります。
イメージとしては、汗をかきやすくて痩せやすい!
みたいなイメージだと思います。
 
じゃぁ代謝の本質ってなんでしょう?
 
それは・・・
「生き物が生きるためのエネルギーを産生すること!」
これこそが代謝の本質です。
 
人は食事から摂った様々な栄養素を活用してエネルギーを産生します。
そうなると糖質、タンパク質、脂質といったカロリーのある栄養が大切!ってなるんですが・・・
それだけではエネルギーは作れません。
 
じゃぁあと何がいるの?となるとやっぱり大切なのがミトコンドリアです。
ミトコンドリアは以前もブログで書いているので、下記参照↓
我々人間は、ミトコンドリアが作ってくれたエネルギーを使って生きています。
そこでポイントは2つ。

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ミトコンドリアが動くための栄養はとれているのか?
ミトコンドリアは働こうとしてくれているのか?
です。
 
今回は特にミトコンドリアのための栄養についてー!
 
例えばろうそくがあるとします。
ろうそくはライターで火をつけるとめらめらと燃え始めますが、コップをかぶせると・・・?
そう。火は消えてしまいます。なぜでしょうか?それは酸素が止まると、それ以上燃えることができないから。
 
人間も空気中から酸素をとりこみますが、結局それはミトコンドリアで「燃やす」ための酸素。
 
今このブログを読んでいる方も酸素はすってますよね?
肺に酸素は入ってきてますよね?じゃぁ肺に入った酸素を運ぶのは?
血液。
の中の赤血球。
の中の「鉄」です!
 
それからミトコンドリアはいわゆる代謝酵素」というやつがいないとエネルギーを作れません。
代謝酵素は材料としてミネラルが必須!!特に亜鉛マグネシウム代謝酵素の材料として絶対になくてはならない栄養です。
 
他にも代謝ビタミンと呼ばれるビタミンB群などもめちゃくちゃ大事。
 
それと、ミトコンドリアは酸化や糖化によって老化が進むので、それらに対抗する抗酸化物質やフィトケミカルなども大切。
 
 
鉄、亜鉛マグネシウムなどのミネラル。
ビタミンB1、B6、B12などのビタミン。
フィトケミカルなどの抗酸化・抗糖化物質。
 
 
そのほかにもエネルギーを作るためには栄養はたくさん必要!!
 
そして・・・
ミトコンドリアは唯一、脂肪をエネルギーに変える器官
 
つまり、ミトコンドリアの栄養不足=代謝力不足に直結します!
 
食事をするとき考えてみてください。
「その食事でミトコンドリアは喜ぶか?」
ダイエットって意外と簡単です♪
 

引き算のダイエットは卒業しましょう!!

私は常々商品のラベルをよーくみて食べ物を買いましょう!!
なんてお話をしています。

そんな時にダイエット中だと気にしがちなのが「カロリー」。

食べるカロリーが高い=太る

食べるカロリーが低い=太らない

ということで、食べるカロリーを減らそうとするひとはまだまだ多いようです。

  

ただ、カロリー減らす!という引き算のダイエット100%失敗します!!

ので、そのあたりをちょっと考えていきたいと思います。

 

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そもそもカロリーとは、食事に含まれる栄養素から計算された「エネルギー量」

基本的には

炭水化物=4kcal

タンパク質=4kcal

脂質=9kcal

となりますが、ここに全世界から集まった情報をもとに、すこーし調整(エネルギー換算指数)を入れたうえで食品のカロリーが決定されています。

 

基本的な考え方として、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで人は痩せたり太ったりする。ということ。

摂取カロリーが上回ると太る。

消費カロリーが下回ると太る。

だからカロリーを食べないようにして運動をすれば痩せる!!ってことですね。

 

いろーんなことを感じますが、一番の問題は・・・

「摂取カロリーは自分でコントロールできても、消費カロリーはコントロールできていない人が多すぎる」ということ。

 

摂取カロリーを減らす=食べなきゃいい

まぁそうです。

 

消費カロリーを増やす=運動する

これが危ない。

 

運動は超大事。もう本当にめちゃくちゃ大事。

運動でのカロリー消費はコントロールできます。

例えば一般的な女性が20分ジョギングをすると大体120kcalくらい消費されます。

する人のほうがしない人より120kcal分痩せるって考え方。

 

では人がなーーんにもせずに、ただ生き物として存在するだけで消費されるカロリーは?

女性ならだいたい1200kcalくらいでしょう。

これはあくまでも生きてるだけ。

例えば通勤したり、家事をしたり、仕事をしたり、遊んだり・・・

これはまた別。ここでさらに600kcalほどが消費されます。

つまり、ちょっと運動をする10倍以上のカロリーが生きて生活するだけで消費されているってわけです。

 

でもこの合計消費カロリー1800kcalという数字はあくまでも机上のお話。

実際にはものすごくいろいろなことの影響を受けて、基礎代謝、生活代謝は上下します。

でも、残念ながら意識的に基礎代謝コントロールできる人はいません。

今日は燃やすぞー!!おりゃー!!みたいなことできないですよね?

いわゆる「代謝」が10%落ちると180kcal燃やせなくなるっていう事実。

 

ここでの最大問題。

それは「摂取カロリーを落とすと、代謝が落ちる!」という事実。

つまり、カロリーを摂らない生活が燃やせない体を作ってしまうということ!

 

しかも!!!

これは別でまた書きますが、高カロリーのはずの脂質より、低カロリーの糖質のほうが圧倒的に太りやすい!!!!

ので、カロリーを見ていても太る栄養の量とは一致しない!

 

高カロリー=太る=だから食べない

これを信じて生活をすると間違えます。

特に、摂取カロリーを減らすダイエットはダメ!!

代謝の低い、燃やせない体に向かっていくだけ。

「摂取カロリーを落とすこと」よりも、「消費カロリー(代謝)が上がる食事」を学びましょう。

 

ダイエットは「引き算」よりも「足し算」です!
次回、「足し算のダイエット」を突き詰めていきます!

 

自己紹介↓

esthepro-shinya.hatenablog.com

 

 

 

白い悪魔・・・そうあいつ。

健康に関心のある方ならすぐに思いつく白い悪魔
そうです。白砂糖です!!

みなさんも白砂糖の怖さはいろいろ聞いたことがあると思います。
今回はそんな白砂糖についてがテーマです!!
 
そもそも白砂糖ってなに??ってところからスタートをすると、白砂糖の主成分は「ショ糖」という糖質です。
糖質も大きさや性質によって種類がいろいろ違いますが、糖の中でも一番小さな単位が「果糖」や「ブドウ糖」。糖については以前の記事、こちらから
「ショ糖」はこの「果糖」と「ブドウ糖」がつながってできたもので、白砂糖はほぼ「ショ糖」だけで構成されています。
 
サラサラ使いやすく、雑味もない白砂糖は「ショ糖の塊」。
この「ショ糖の塊」こそが白砂糖の怖いところなんです!
 
 
問題はたくさんありますが、とりあえずわかりやすいものが4つ。
1.酵素壊滅
2.超高GI
3.栄養価値ゼロ
4.やめられない
番外.そりゃまぁ太る
 
少しずつ確認しましょう!
まずは酵素壊滅問題。人間にとって糖質は決して100%悪ではありません。果糖もブドウ糖も程よく必要な栄養です。でも、この二つ、くっついてしまうと少し厄介。二つの糖質は非常に固く分子同士がつながってしまうため、なんと胃の中で6時間もくっついたままだっという話もあるようです!!

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ようは「消化されにくい」ということです。
 
こんなものを体に入れてしまえば、人の体内に限られた量しか存在しない酵素がギャンギャン使われてしまいすぐに枯渇しちゃいます。
 
 
そして、栄養価値ももはやゼロ!!だって、白砂糖はどんなに食べても「果糖」と「ブドウ糖」しか入っていないんですから!!現代の正常な生活をしている日本人で、この2つが足りていない!!なんて人はまずいません!!
 
糖だけ体に入ってきて、結果的にほかの栄養はスッカスカ。
余分な糖を燃やすために「ビタミン」「ミネラル」がバンバン使われて、体はどんどん栄養不足に・・・
本来食事は「栄養を取り入れる」ためなのに、白砂糖によって「栄養が失われる」ってなんちゅう食べ物でしょうね笑
 
これだけの糖の塊は、もちろんあっという間に血糖値を上昇させてしまいます。
そりゃそうです。邪魔するものが何もいない、糖の塊ですから。
血糖値の上がるリスクは・・・?そう。老化の原因「糖化」につながり、体中がボロボロに焦げていきます。
 
消化に負担がくせに、栄養はとれないわ、体は焦げるわ・・・
 
しかも!!
この白砂糖!!依存性が非常に高い!
なぜかというと「血糖値が上がることは快楽」と人の脳は覚えてしまっているから。
 
狩猟民族時代、糖質は貴重なエネルギーでした。
だから、積極的に糖質を摂取するために「糖は快楽」と人のDNAは覚えてしまったわけですね。
 
でも現代人は圧倒的に「糖過多」。
だからといって、DNAはそう簡単に追いついてくれはしませんので、あと数十万年は「糖は快楽」のままでしょうね。
 
わかります?
食べると酵素壊滅
食べても栄養価値ゼロ
食べると老ける・・・
なのにまた食べたくなっちゃう!!!
 
なんてことでしょう・・・もはや悪いとわかっていてもやめられない「麻薬」と同じ、まさに「白い悪魔」ですよね。。。
 
お家で料理をする際は、「白砂糖を使わない」という選択はできるはず。
白砂糖は「食品」と思わないほうがいいと思います。タバコと同じ体に悪い嗜好品。
健康を代償として快楽を得るための「毒」ととらえましょう。
 
加工食品や外食は白砂糖がたっぷり!
安価で使いやすい白砂糖に世の中は支配されています!!
 
糖質制限の話とか、糖の摂りすぎはダメ!とかとはまた違う次元のお話。
もちろん糖全般の摂りすぎはよくないですが、「白砂糖」は別格ですからね!!
 
あーあ。過激なこと書いちゃったなぁ。。。笑
 
もう一つみなさんに気を付けていただきたいのが「白砂糖シロップ」
先ほど白砂糖は「果糖」+「ブドウ糖」とお伝えしましたが、「果糖ブドウ糖液糖」って文字、ジュースなんかのラベルに書いてあるのを見たことありませんか?
 
糖糖糖・・・1つの原料に糖が3つ笑
 
まさに白砂糖のシロップですよね?
これが最近スポーツドリンクのなかによく使われていますが、怖い!!
サッカー少年が汗だくでこの毒を飲んで、熱中症予防??
 
へー
 

生まれ変わったら腸内細菌②

少し前に書いた腸内細菌のお話の続きです!!
前回の記事はこちらから↓
 
簡単におさらいをすると、人間は腸内にたくさんの菌を飼っていて、その菌はそれぞれ特別な栄養素やさらにはホルモンを作る力がある。
動物園によって住んでいる動物が違うのと同じで、人によって保持している菌の種類もばらばら!
人の役に立つ菌をもっていればそれだけで得をする!!
 
っていうお話でした。
 
人の体は腸から吸収した栄養素でできている。
ってことは、腸の中で作られる栄養素ってめちゃくちゃ人間に影響を与えるわけですよ!!!
ってことは??腸の中にどんな菌を持っているか?が本当に大切なわけです!
 
性格。食べ物の好み。病気のリスク。太りやすさ。寿命。異性のタイプ。。。。こんなものが変わってしまってもおかしくないですよね。
 
最近私思うんです。
今食べたいもの。今会いたい人。今行きたい場所。
これって自分がしたいんじゃなくて、腸内細菌にコントロールされているんじゃないか!?!?
自分の意志で生きているつもりが、ガンダムみたいなものなんじゃないか!?!?って笑
こわー!!菌にコントロールされて生きているのかも!?
 
まぁそんなこんなでこれが今少しずつ注目されるようになり「菌活」という言葉もメジャーになってきました。
「生きて腸に届く菌」って言葉もよく聞きますよね。
 
いい菌が少ないなら、外から補えばいい!!って考え方なんですが、これがそう簡単にいかないんですねー!!
 
我々が今腸の中に飼っているいる菌たち
この子達が我々の腸に住み着いたのは我々がまだ赤ちゃんだったころ。
生後10か月(諸説ありますけど、ようはほんとに赤ちゃん時代)くらいには腸内にはびっしりと菌が住み着いてしまっており、満室の腸にはそれ以降に出会った菌は腸を素通りしてしまう!
と考えられています。
 
だから、大人の我々は今から一生懸命菌を補充してもなかなか大きな変化は期待できないわけ。
じゃぁどうするの?ってことで大切なのが、今飼っている菌を育てる「腸活」。
「補充」じゃなくて「育てる」わけです。
 
例えば食物繊維、オリゴ糖はいい菌を育てるエサになります。
ほかにも発酵食品は、いい菌が住みやすい環境を整えてくれます。
 
逆に、食べ過ぎや夜中の食事。白砂糖や添加物に悪い油。
こういったものは腸の中で悪い菌をどんどん増やしてしまいますので要注意!
 
生まれ持ったDNA以上に飼っている菌の種類が超重要。
人は菌の力で体を変えることができるんです。
 
私は生まれ変わったら本当に腸内細菌でいいんです。
誰かの腸に住んでその人を健康にしてあげちゃうんで、その時はみなさんよろしくお願いします笑

血糖値のジェットコースター

 人が地球に誕生してから300万年とか言われていますが、その間DNAはどんどん進化を遂げながら、今の生活に適合した人間という生き物が今地球上で一生懸命生活をしています。
 
よくお猿さんの背中が伸びていって、だんだん人間になっていくイラスト見かけますが、300万年でここまで生き物として完成したわけですね!!すごい!!
 
所説あるみたいですが、DNAが生活に合わせて進化するのは1世代とか2世代とかで終わるものではなく、10万年くらいの年数をかけて進化していくようです。
 
そんななか、今の生活に追いつけていない部分も多くあります。
例えばここ数百年で人間の暮らしが大きく変わった部分については、まだまだDNAは追いつけていません。
特に「飽食」。別名「食べすぎ」。
 
人間も狩りをしながら日々食べることに一生懸命だった時代が長かったため、「飢餓」つまり「空腹」に順応できるDNAを作り上げきました。
ところがここ100年とか200年とかで一気に「飽食」の時代が訪れたわけです。
 
この「食べすぎ」の状態は人間にとっては予想外!!
まだまだ対応できる状態ではありません。
 
その中でも今回は「糖」について。
糖は人間という生き物にとっては昔からごちそうで、非常に効率のいい栄養だったようです。
だから、糖は食べたらしっかり吸収するし、糖は人にとっては蓄えやすいし、糖は食べると幸せになれる食べ物。
 
でもこれって、糖が足りていなかった時代の話。
 
吸収しやすくて、蓄えやすくて、幸せになれる食べ物がいくらでも手に入るとしたら??
そりゃぁ歯止めなく食べ続けてしまって、蓄えすぎてしまうのも当たり前
 
つくづく理にかなってますよね笑
 
ただただ食べすぎているだけではなく、もう一つの問題は「精製」問題。
産業革命時代に製粉技術が発達し、白く精製された小麦が世界中に広まりました。
 
この突然現れた白い小麦は、食べると一気に糖が摂れるので、超絶気持ち良い!!!
世界中の食卓を支配するようになりました。
 
ただ、人は血糖値がドカン!と上がることにはまだ慣れていません。
なので、上がりすぎた血糖値を下げるホルモンはインスリンただ一つ。
結果、不器用なインスリンちゃんは必要以上に血糖値を下げてしまい、逆に低血糖に。
 
低血糖!これは人間得意です。
昔から糖が足りない暮らしをしてきましたからね。
 
食欲が沸き、栄養を渇望し、超絶攻撃的になります。
目の前にある糖という糖を次々摂取し、一気に血糖値を上げるという快楽に酔いしれます。
 
となると・・・?またまた血糖値は一気に上がり、インスリンのお世話に。
 
またまた急降下した血糖値は大量の糖によって急上昇。
んでもってまたまたインスリンからの急降下からの急上昇。急降下。急降下。急上昇。。。
このツンツンとがった状態を血糖値のスパイクって呼んだりします。
 
血糖値は上がっているときはねむーくなります。
そして下がりすぎるとイライラ攻撃的に。
しかも、血糖値下がりすぎの空腹は偽物なので、本当は食べなくていい糖質を渇望しちゃうってことにつながります。
 
 
以前のブログでも書きましたが、上がりすぎた血糖値は脂肪に変換される。もしくはタンパク質に焦げ付いて老化の原因に。
「肥満ホルモン」と呼ばれるインスリンも恐怖ですが、血液に残った糖は焦げの原因になるので、それも怖い・・・
 

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太って老化という最悪な状況を招いてしまいます。
 
 
糖質は人にとっては必要です。これは間違いない。だから食べたいと思うんです。だから幸福を感じれるんです。
でも、血糖値の上げすぎにはあと10万年かかります。
 
ぜひ、糖とのうまいお付き合いの仕方を考えてみてください

パン好きには訳がある

人間の体には数多くの「レセプター(受容体)」という、いわゆるアンテナが備わっています。
体を流れるいろーーーんな物質はこのアンテナを刺激することで体中でいろいろな化学反応が起きるわけです。
どのアンテナもすべての物質と反応するわけではなく、特定の物質が特定のアンテナを刺激するようにできています。
 
特に「ホルモン」と呼ばれるタンパク質できた物質は、このレセプターを刺激して、たとえば女性の月経が定期的にやって来たり、夜眠くなったり、いろいろな体の変化をもたらしてくれます。
 
そんな中。オピオイド受容体」という名前のアンテナがあります。
このアンテナは刺激を受けることで、ドーパミンやエンドルフィンといた快楽ホルモンを放出するという仕組みがあるのですが、これをうまーく使った怖い怖い物質が「麻薬」と呼ばれるもの。
なんか堅苦しい名前なんで、ここからは「オピちゃん」ってことにしましょう笑
 
 
「麻薬」と呼ばれるものは一瞬脳を覚醒させ、快楽を感じさせ、なんでもできる気になってしまいます。
理由は簡単。オピちゃんに結合して、快楽を感じさせてくれるから。
 
問題はこの快楽は癖になってしまうということ。常習性があるんです。
だから麻薬は怖いんですよね。
 
このオピちゃんを刺激する薬もあります。「モルヒネ」です。
ドーパミンやエンドルフィンが出ちゃうから、痛みを感じにくくなる!
昔使われていたアヘンなんかもこの類だそうですね。
 
つまり、血液に注射や点滴で血液に取り込まれた特定のタンパク質は、オピちゃんを刺激し、快楽を感じさせ、やめられなくなってしまう!!ということです。
 
 
さぁ。ここからが本題。
人間は普通に食事をしている場合、タンパク質は「アミノ酸」に分解されてから血液に取り込まれます。
これが正常な消化吸収。一部アミノ酸になる前の塊が吸収されるケースもありますが、予定されているものならいいんです。
 
問題は、「間違って吸収されちゃうタンパク質」
腸内環境が悪くなり、いわゆる腸に肌荒れが起きる「リーキーガット」状態になってしまうと、本来吸収されてはいけないタンパク質が血液に入り込んでいきます
 
その「間違って吸収されちゃうタンパク質」の一部がオピちゃんと結合し、脳内に快楽を感じさせてしまうんです!!
 
そしてお察しの通り!
ここでオピちゃんと結合してしまうこわーいタンパク質こそが「小麦タンパク質」である「グルテンです。
 
グルテンは血液に取り込まれた後、オピちゃんと結合して快楽物質を放出してしまうんです!
これをやってしまうともうダメ。小麦ーー小麦ーーって中毒がスタートです。
 
以前リーキーガットの話をちらっと書きましたが、腸粘膜を束ねるゾヌリンを破壊してしまう小麦グルテン
壊した腸粘膜から血液に飛び込んでいき、脳を快楽で埋め尽くしてしまうんです。
 
未消化のグルテンは血液の中では異物。本来いてはいけないもの。
血液の中では白血球がこのグルテン大戦争を繰り返し、体の表面に現れるありとあらゆる炎症の原因になってしまうといわれています。
 
小麦は避けて生きていくのってすごく難しい時代。
でも、分かっておかないといけないのは、「麻薬」になりうる。という事実。
 
パンっておいしいよねー!幸せだねー!
って。おっしゃる通り!
フリー写真, フリー写真, CC0 写真, 食べ物(写真), パン, クロワッサン, 食パン
良ーく考えて、ほどほどのお付き合いにとどめていくことも考えてみましょう