ミトコンドリアの基礎知識
今回はミトコンドリアをテーマにしてみようと思います!!
ミトコンドリア・・・絶対に中学で一度は勉強をしているんですが、あまりにもさらーーーーっと終わってしまっているので、「あー。はいはい。あの緑色のやつね!!友達が飲んでたわ!」みたいなことをよく言われます笑
飲んでないと思います笑
あの緑色のやつは「ミドリムシ」ですのですからー!!残念!!
ではミトコンドリアは何?というと、わかりやすく整理するために今日は「臓器である」というお話で進めさせていただきます。臓器の定義がどうのこうのってなると色々ありますが、今日は「臓器」で。
つまり、心臓とか胃とか肺とかとおなじで、人間の体の中にあり、人間が生きるためには欠かせないもの。他の臓器と違う大きな特徴は、1箇所だけにあるわけではなく全身の細胞の中にあるということ。ある理由によって赤血球の中にはありませんが、その他全身の細胞の中には必ずミトコンドリアが入ってます。
ただ、どの細胞にも同じ数・・・ではなく、細胞によっては数千個のミトコンドリアを抱えている細胞もあるということ。特に筋肉細胞には多く(全体の80%)存在します。
じゃぁこのミトコンドリア、全身の細胞の中で何をしているのか?
それは「エネルギーを作る」という非常に大切な仕事を行なっているのです。
このエネルギーのおかげで・・・
外気が10度でも体温は36度!!
走ったり運動したりすることができる!!
人間の体の中で新たな命を育むことができる!!
まばたきができる!!
心臓が勝手に鼓動してくれる!!
28日周期でお肌がターンオーバーされる!!
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人間が生きるためのエネルギーを作るのがミトコンドリアという臓器の仕事!大事ですねー!!
この後の話をわかりやすくするために、このエネルギー物質の名前は覚えておきましょう!
アデノシン三リン酸と言います!!!が・・・長ったらしいのでATPと呼ばれています。
人間はとても高度な生き物なので、生きるためには大量のATPが必要。
一人の人間は1日で自分の体重と同じ量のATPが必要!!と言われるほど!
一応、ATPはミトコンドリアがなくても作ることができるんです。
その場合は糖質をバコンと分解してATPを作るのですが、1つの糖質から作り出せるATPは2個。
でも、同じ糖質でも、ミトコンドリアがある秘策を用いると38個のATPを作れるということがわかっています!!つまり、約20倍!!
そりゃーミトコンドリアががんばらないとエネルギー不足になりますわ。
ただ、もんちろん人間は酸素をすわないと数分で意識を失い、死んでしまいますね?
人間はどんなに一生懸命栄養を摂っていても、「酸素」と「酵素」がないとエネルギーを作ることができないということです!!
こんな感じ↓
そして、ミトコンドリアにはもう一つ特徴が・・・
ダイエット=脂肪を減らしたい=ミトコンドリアの仕事
ということ。
中学の時にはこんなこと教えてくれなかったなー・・・子供の教科書を見てもそんなことぜんぜん書いてない・・・
こんな大切なミトコンドリアには3つの特徴が。
1.人によって元々の代謝力が違う
2.加齢とともに代謝力が落ちる
3.40歳を過ぎると数も減少する
つまり、元々みんな代謝力が違う上に、加齢とともにどんどん落ち込んでいく・・・ということ!
どうりで最近痩せにくいし、体力落ちたなーって思うわけですよ・・・
なぜサビるか?その原因はミトコンドリア自身。
でも、車と同じで廃棄ガスが発生します。
詳しい活性酸素についてはまた別のブログで・・・
整理するとこうゆうこと
ミトコンドリアは・・・
人が生きるためのエネルギーの大半を作る
いざというときのために溜め込んだ脂質を燃焼する でも・・
元々人によって代謝力が違う
年をとるとサビついて代謝力が落ちる
ということ!
ミトコンドリアの活性力を高めるには?
1.サビ(活性酸素)を取り除く
抗酸化物質を食事から摂りましょう
2.ミトコンドリアに栄養を届ける
3.体をいい意味でエネルギー不足に追い込む
ミトコンドリアはすごく偏った知識を持っている方が多いことを実感しています。
やせるやつでしょ?とかエネルギー作るやつでしょ?とか緑のやつでしょ?とか(笑)
あー。。。ぜんぜんまだ言いたいことがある・・・
今度ミトコンドリア上級編も書きたいと思います!!
自己紹介もご覧ください!!